pagetop

文字サイズ:小 中 大

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。 

更新日:2017年1月1日

  近年、「子どもの貧困」や「地域社会からの孤立」といった、「高齢者」「障がい者」「児童」といった既存の福祉制度の枠の中では対応できない問題が挙がるようになってきました。

 以前ならば、親近者や地域社会や職場といった相互扶助の機能が支えていた領域ですが、雇用形態や家族のあり方、地域社会が変化して「人々や地域にすき間」が発生してきたと言えるかもしれません。

写真

 そのことを踏まえて、昨年「社会福祉法」が改正され、すべての社会福祉法人に「地域における公益的な活動」が責務とされました。

 ライフサポート協会は、かねてより、介護保険・障がい福祉の各事業に加えて、地域の困難を抱えている方への支援を目的に置いた活動を展開してきました。

 地域の子どもたちや青年層もいっしょに参加できるイベント「コモン喫茶」

 ひとり暮らしの現役世代の方やオガリのメンバーさんなど、いろんな人がともに食べる場として活動している「ごはん倶楽部」

 堺市泉北の「みんなのマーケットるぴなす」での「絵本の読み聞かせ」や、「子ども食堂」などです。

写真

 同時に既存の事業でも「グループホームであいの入居者さん」による「通学見守り活動」や、「特養なごみ」の入居者さんと子どもたちとの食事会、「ふうが」メンバーさんと大学生との交流会といった企画を通じて、地域とのつながりをつくり、当事者理解を広げて、誰もが受け容れられ住みやすい地域づくりに取り組んできました。

 ただ、こういった地域の課題の推進は社会福祉法人が一手に負うというよりも、地域のみなさまと手を携えてこそ成功するものです。

 ライフサポート協会では、今年も各事業を通じて、利用者と地域をつなぎ、みなさまと地域の福祉課題にともに取り組んでまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。