障がいのある方へ
「こころの相談ネットふうが」は、地域活動支援センター生活支援型の運営と、計画相談支援事業、地域生活移行支援事業を行っています。
地域活動支援センター生活支援型事業は、大阪市の委託事業として、精神障がい者をはじめとする障がい児・者、難病者等を対象に、専門職員(精神保健福祉士等)を配置し、地域活動支援事業(サロン)ならびに、相談支援事業や医療・福祉および地域の社会基盤との連携のための調整、地域住民ボランティアの育成、普及啓発等を行うことにより、障がい者の社会復帰、社会参加、自立の促進を図ることとされています。

私たちは、大阪市から「障がいのある方が、安心して地域で暮らせるように、お手伝いして下さい」との役割を頂いています。大きく分けて3つの役割があります。
①日中の居場所として「サロン」を開放(登録制)
②暮らしの中での困りごと(生活・病気・障がい・お金・人間関係)の相談対応、必要なサポートなど
③障がいのある人が暮らしやすい地域づくりを目的として、市民や専門職などへの障がい・疾病の正しい理解のための啓発活動など【主に研修や講演会】があります。
講演会は、病の経験をされた当事者メンバーさんが「ピアサポーター」として語りの活動も担っておられます。
このように、地域活動支援センター 生活支援型では、
①「居場所支援=出入り自由な居場所」
②「個別支援=その人の個別の支援を考える」
③「地域支援=誰もが安心して暮らし続けることを選び続けられる地域づくり」
という大切な役割を担っています。大阪市内には同センターが9カ所設置されており、それぞれのセンターが母体法人の特色を生かしながら、様々な活動を展開しています。

「排除せず、管理せず、しかし配慮する」(熊本学園大・花田教授 災害時における避難所運営の報告より)
2016年に発災した熊本地震において、「排除、管理しないという当たり前の原則」を大切にして、学校を避難所として自主開放された熊本学園大学。ご縁があり、当法人の介護職員が避難所運営の応援に行かせてもらった繋がりもあります。
熊本学園大学には水俣病の研究者も多くおられ、学校関係者の人権意識が高く、被災された住民さんへの支援において、みんな、災害が起きるまで一緒に地域で暮らしていた「住民」である介護を要する人や障がいのある人たちなどを「福祉避難所へ」という考え方を取らず、「配慮する」(同大学 黒木准教授)ことで、避難生活をともにする選択できるように考えられました。また、「学校の都合で避難所を閉鎖しない。避難したすべての人が生活再建できるまで支援を継続する」という方針は、目の前の人を支えるという、福祉の原点に通じる姿勢であると感銘を受けました。
東日本大震災後、避難生活に支援を要する人達が、少しでもサポートを受けることができる環境のために「福祉避難所への避難」という選択肢が勧められていくなかで、熊本学園大学さんの実践は福祉に携わる者として大切な視点を示されていると感じます。
ふうが的に言うなれば、障がいや疾病を理由に排除しない、過剰な管理もしない。サロンを利用するすべての人(利用者・地域住民・ボランティア・実習生・職員)が安心して過ごせる場であることを大切にしたいと考えています。これらは、誰かだけがその役割を担って、提供するものではなく、「地域の一員」としてサロンを利用するひとりひとりが相互関係のなかでお互いを労いあい、大切にしていくこと、この思いが、サロンから地域へと広がっていくことで、誰もが暮らしやすい地域になることを信じています。

地域活動支援センター生活支援型は、「出入り自由な居場所」です。その日ごとにサロンを利用するかどうかも、滞在時間も利用頻度も、当日の体調と気分によって自分で決めるという特性上、季節や日や時間によって異なる精神症状などに応じて利用できるため、主に精神疾患など病の経験をされた方などが多く利用されています。
利用者の方同士で交流することを主とし、サロンに職員も常駐せず、直接介助や送迎などもありません。徒歩やバス、自転車など通所方法も過ごし方も自分で決めます。利用にあたっては契約や役所への手続きも不要で、見学、体験、利用登録面談を経て、サロンを利用することができます。相談ごとがある場合は、予約を取って来所されます。
職員と一緒に行う週1回のプログラムも自由参加であり、読書をする人、音楽を聴く人、テレビを見る人、「ゆっくりとサロンに居ること」を目的に利用される人もいます。いわば、「何もしなくてもいい。ただ居るだけでいい」ということも尊重される場所です。意外と社会のなかには「何もしなくてもいい、ただ居ていい場所」はそんなにありません。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため2020年4月に発出された緊急事態宣言を受けて、ふうがでは毎週実施していたプログラムを中止し、他事業所と併用する利用者さんが大半であるため、土曜・祝日は閉所しました。当法人の運営理念に基づいて、必要な支援は極力止めずに継続していくという方針で、居場所であるサロンを、平日は閉所することなく開け続けました。同年秋頃からは、週1回のお散歩プログラムと地域清掃活動を細々と続けました。
サロンでは、食事以外はマスク着用、使用した机やイスの消毒、検温や手指の消毒などのルールを設けましたが、利用者の方々が率先して取り組んでくださり、安全な居場所としてサロンを守りつづけてくださいました。
火曜日~土曜日 10時~16時
職員研修等で閉所することがあります。毎月の予定表にて閉所日をお伝えしています。
サロンのご利用については、利用登録が必要です。ご登録いただいた方につきましては、いつ来られても、いつ帰られても結構な場所です。
日曜日、月曜日、祝日、年末年始(毎月の予定表にて年末年始のお休みをお伝えしております)
サロンのご利用およびご相談は無料です。ただし、プログラム内容に応じて実費がかかる場合があります。
A.サロン利用のご登録には、まずはご面談と体験利用をお願いしております。そのうえで、利用規則をご了承の上、登録用紙に必要な事項を記入していただきご登録となります。
A.はい、可能です。他の通所先をご利用されていない日など、ご都合に合わせてご利用いただけます。お気軽にご相談下さい。
A.プログラム内容の詳細につきましては、毎月、予定表をホームページにも掲載していますので、ご確認ください。
一例をあげますと、利用者の方々とカードゲームをしたり、地域の催しに一緒に参加したり、外食に出かけたりしています。
また、参加したいプログラムのみに参加して頂ければ結構です。
実費が必要な場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
A.開所時間中でしたら、御電話でのご相談やご来所していただいてのご面談等承っております。
ご来所いただいてのご面談は、事前予約制となっておりますので、まずはお電話ください。
A.こころの相談ネットふうがは、地域活動支援センターの運営だけではなく、計画相談支援事業も行っておりますが、ご契約者の方がたくさんおられ、あいにくご新規でのご契約は行っておりません。申し訳ありません。
〒558-0054 大阪市住吉区帝塚山東5-8-3
06-6678-9205
06-6678-7573