更新日:2007年11月21日
昨年の『お試し音楽療法体験』から数えると早2年近くの歳月が流れています。その後、音楽療法は2006年5月から【リズムキリン】と名前を改め、キリンデイサービスの一環として、活動を開始しました。今回はそんなリズムキリンの様子を伝えさせていただきます。
リズムキリンのセッションは京都国際音楽療法センターから、宮田加代子先生をお招きし、1時間という時間の中で楽しく過ごしています。セッションのまず始めは、みんなであいさつをすることから。音楽に合わせて順番に名前が呼ばれていきます。子ども達の中には、あいさつの歌もすっかり覚え、先生と一緒に熱唱してくれる子どもさんもいます。
先生がセッションのために持ってきてくれる楽器は、学校で見たことのある楽器から、全然見たことの無い楽器まで、本当に幅が広いです。子ども達も色んな楽器を触ることができるので、興味津々に楽器を持ったり、不思議そうに見つめたり、嬉しそうに鳴らしたり、とその時々、瞬間に色んな表情を見せてくれます。
また、活動には音楽に合わせて体を動かすようなプログラムもあります。元気いっぱいの子ども達には大人気の内容です。中にはリズムキリンと言えば、「あいうえおダンス(プログラム名です)」という方も少なくありません。
そして、セッションの最後の締めは必ず、クールダウンのプログラム。どんな楽しい時間も終わりがやってきます。バルーンやシャボン玉を使って徐々に静かに・・・。最後にさよならのあいさつをしたら、リズムキリンの活動はおしまいです。
リズムキリンも、普段のじらふの各事業の主旨と変わらず、「楽しく」というキーワードを大事にしています。音楽を通して、子どもさん、そして一緒に参加してくれているご家族のみなさんにも楽しんでもらい、リズムキリンでしか出来ない体験を増やしてもらえれば、と思っています。