更新日:2016年5月26日
4月4日(月)グループホームであいへ入居されます幸子さんと、娘さんたちと旦那さんが眠られます奈良県若草山へお墓参りに行きました。
娘さんの『お母さんをお墓参りへ連れて行ってあげたい。』というご相談があり、娘さん達の思いに職員も自然と心と身体が動いていました。
本人さんは、5年以上振りのお墓参り。行きは、どこへ行くの?不安げな様子にソワソワされていたご本人さん。お墓を見ると思い出されました。
『来たよーお父さん。』
墓地は丘の上にあり、坂も多く車椅子で入っていけない所にあります。『元気になりたい。前の様に歩きたい。』幸子さんの思いです。日々、本当に頑張って歩かれています。
その瞬間、どんより曇っていた空から太陽が照らしてくれました。旦那さんの墓前で、母親として娘さん達の近況を報告。
おばあちゃんとして孫さん達一人ひとりの名前を呼んで成長の報告をされ、『みんなを守ってくださいね』と、手を合わされました。
帰りの車で、来年も来ましょうっと私は伝えました。
幸子さんの安心した表情 イキイキとした表情
また行きたいとする思いがあるのに来年・・・
お年よりさんの1年は、私たち職員の1年とは異なると考えます。いつではなく、幸子さんの思いに触れ感じ、幸子さんと日程を決めたいと思います。
幸子さんには、目標があります。『温泉へ行きたい!』誰と?
『娘たちと』この目標に向かって、であいGHではご家族さんと協力しながら幸子さんにとっての実践をご家族さんと一緒に積み重ねていきます。
幸子さんが下を向く暮らし ご家族さんが諦めるお母さんの暮らしではなく、幸子さんもご家族さんも前を見て希望を抱きワクワクできる暮らしを共に揺れ歩み楽しみながらより多く積み上げていきたいと思います。