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じらふ長居
(大阪市発達障がい児専門療育機関)

「じらふ」で大切にしていること

①肯定的
言葉かけや対応は、肯定的を意識して関わります。
②具体的
相手の視点に立ち、相手にとって分かりやすい伝え方を行います。
③視覚的
写真、絵カードなど、視覚的な情報を使用し、相手が理解しやすい方法で働きかけます。

「じらふ長居」の療育方針

1.わが子のことを知る

 保護者の方が療育の中でお子さまの好きなものや得意なこと、興味のあること、困っていることについて、改めて考え発見する機会を設け、わが子への理解がより深まるよう支援します。
  お子さまには、周囲の大人から自分の個性を大切にされることで自尊心を育み、より主体的に自発的に生活できるよう支援します。

2.「伝わる」「わかる」を育む

 保護者の方が自閉スペクトラム症の特性や基本的な関わり方の工夫について、知り、わが子に置き換えて考えられるよう支援します。

 お子さまについては、自閉スペクトラム症の特性にあった関わりが日常生活の中で増えていく事で、より自分らしく成長できるよう支援します 。

3.「できる」を育む

 具体的な関わり方の工夫を保護者の方とともに実践し、わが子に合った子育ての工夫や、今わが子に芽生えている力を見つけられるように支援します。

  お子さまについては、自分に合った工夫の中で活動してみることで成功体験を積み自尊心を育めるよう支援します。

療育の内容

  • 個別の支援計画をもとに、一人ひとりに応じたプログラムを提供します。
  • 遊びを通して小集団に慣れることや体づくり、大人やお友達との関わりの中からコミュニケーションの基礎作りをしていきます。
  • 小集団でのルールのある遊びにも取り組んでいきます。
  • 療育中は、保護者の方にも療育に参加して頂きます。
  • 1時間の流れは、個別の目標によって内容は変更になります。

個別療育の場合

 認知・言語促進プログラムを用いて、子どものできること、苦手なことを把握し、得意なことを中心に伸ばしていきます。また苦手なことに関しても、活動自体を参加したくなるよう子どもの好みと掛け合わせて提供しています。

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 「パズルは苦手・・・でもマイクラは大好き」といった子どもの場合は、既存のパズルの教材を子どもの好みのものにカスタマイズ☆

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 「小学生になったらお箸を使えるようになりたい」という子どもの声を受けて、個別で取り組んでいる様子です。

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 「数の概念をどう教えたらいいかわからなくて・・・」というご相談を受けて、大好きなおままごとを通して、数概念の練習をしている様子です。

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 適切な意思表出の方法を身に着けてほしいとのご相談を受けて、PECS®(絵カード交換式コミュニケーションシステム)を用いてコミュニケーションの練習をしている様子です。

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 友達とのやりとりで悩んでいるというご相談を受けて、個別ワークをしている様子です。

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小集団療育の場合

 認知・言語・運動プログラムを用いて、小集団活動を提供しています。こちらもご家族の方に参加していただきつつ、支援の視点を一緒に確認しながら進めていきます。

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 数字のみを使ったババ抜き遊びの様子です。順番交代やルール・勝敗理解などの目当てがあります。この数字カードをきっかけにトランプ遊びへの移行を検討することもあります。

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 すごろくの出た目の色をみて、同じ色のところに移動する遊びの様子です。

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 お友達とのやりとりについて事例をみて、みんなで意見交換している様子です。

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 小集団療育を通じて、自由時間にほかの子どもたちと一緒に遊ぶ場面がみられることもあります。そのなかでうまくいえないことや伝えたいことはスタッフが代弁したり、代弁の方法を提案してコミュニケーションを育む機会にしています。

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家族支援

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 事業所オリジナルの記録用紙「じらふノート」に記入していただくことで、子どもの行動の前後に注目すること、褒めるタイミングなどを養います。

 またご家族との面談も実施しています。子どもにどうなってほしいか、子ども自身はどう思っているのか、そのためにできることは何なのか、一緒に考えます。

 以下、クリックしていただくとPDFのデータをご覧いただけます。

  • ◎じらふノート
  • ◎私のトリセツ←就学でお悩みの際によく活用していただいています。ぜひご活用ください☆

 ご家族と一緒に視覚的支援で必要な絵カードを作成している様子です。アプリを使ってどのように絵カードを作成していくのか実際に体験していただくこともしています。

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 年間20回の利用は必須ですが、例年20回以上利用したいというお声を多数いただいております。2022年度からお一人様10回まで追加利用が可能となりました。専門療育を利用されている方はぜひご活用ください。

保護者研修(受講必須)全10項目

 保護者の方が、我が子についての理解を深め、適切な支援の観点とその方法について学習することを目的としています。

 じらふでは、保護者研修を動画で提供させていただいています。保護者研修の動画視聴については、【療育中の視聴】もしくは、【ご自宅での視聴】のどちらか、ご都合の良い方を選択していただくことが可能です。

 保護者同士の交流や情報交換なども、情勢をみて適宜行っていきます。

専門療育修了後のアフターフォロー

じらふくらぶ

目的:ご家族が専門療育で得たこと(子どもの特性理解や行動観察の視点、必要な支援を模索、実践できるスキル等)を持続して取り組むことができるようフォローアップする。
対象:じらふ長居の専門療育を修了した方、親子通所できる方、月2回利用できる方
定員:20名
毎週水曜日16:30-17:30
毎週土曜日 10:30-11:30
※毎年更新制で定員を超過する場合は抽選になります。
※保護者交流会
【療育内容】
専門療育同様、認知・言語・運動プログラムを用いた小集団の療育プログラムや科学実験、工作などじらふ長居オリジナルのプログラムを提供しています。

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保護者交流会は対面で開催(不定期)しています。

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じらふっこ

目的:ご家族が抱えている課題を整理し、どうすればよいかじらふ長居スタッフと一緒に考え、実践する。
対象:専門療育を修了した方、じらふくらぶを落選した方、親子通所できる方、月1回以上利用できる方
定員10名
利用年限:1年間
※利用日は公式LINEの「空き状況確認」から希望する利用枠を申し込んでください。

【利用例】

この子は漢字をバランスよく書くことに苦戦していました。

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ジグボードと輪ゴムを使って、漢字の形を捉える練習をしました。
その結果、バランスよく漢字を組み立てることができるようになりました。

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活動日時

 1回の療育は1時間になります。利用時間は以下の表をご覧ください。利用日時は年間予定表でお渡ししています。

活動日時表

専門療育1年間の流れ

専門療育1年間の流れ

参加方法

■大阪市・発達障がいのあるお子さんのための専門療育機関の利用希望登録について
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000545902.html

利用料金
療育の利用については、国が定める利用者負担額を徴収させていただきます。
  • 小学生については、平日の利用と夏休みなどの利用では負担額が異なります
  • 未就学の方は、「幼児教育・保育の無償化」の対象になります
  • ご利用いただくにあたり、通所受給者証の取得が必要になります

対象者 ※現在、利用者さん大募集中!!

  • 年齢は年少から小学校3年生のお子さま
  • 定員40名(幼児20名/学齢児20名)
  • 医療機関で「自閉スペクトラム症」「自閉症」「広汎性発達障がい」「アスペルガー症候群」等の診断を受けた児童及び保護者の方
  • 保護者同伴で1年間(療育20回)継続して通所が可能で、保護者研修(10項目の視聴)に参加できる方
  • ※兄弟児を連れての利用は、お断りしています。

事業所評価

じらふ長居・児童発達支援

じらふ長居 所在地・連絡先

〒558-0003 大阪市住吉区長居2丁目ー4ー1
TEL:06-6655-0141 FAX:06-6655-0142
(じらふ長居担当者直通:080-5816-4697)

【営業時間】火曜〜土曜:9:30〜18:30 
【HP】https://www.lifesupport.or.jp/
【SNS】Instagram、Facebookに活動の様子を掲載しています☆

交通アクセス

  • JR阪和線「長居」駅より徒歩5分
  • 地下鉄御堂筋線「長居」駅より徒歩10分

※駐車スペースがありませんので、車でお越しの際は近隣の有料駐車場をご利用下さい。