更新日:2017年8月4日
住吉総合福祉センターがある校区内の、住吉小学校3年生と住吉中学校2年生の皆さんと福祉や防災について学ぶ交流会を行いました。
住吉小学校は、6/2(金)と6/6(火)の2日間に分かれて、約70名の子ども達が総センを訪れ、障がい部門では総セン通所のフード班とオガリ作業所を、高齢部門では小規模多機能きずなとなごみデイサービスを見学。館内をまわりながら、点字ブロックやエレベーター内の鏡を見てもらう等、いろいろな工夫があることも説明。その見学と同時に、2階の大広間では、車イスとアイマスク体験を実施。子ども達からは「パンは1日に何個つくりますか?」や「このセンターにはいくつ部屋がありますか?」等など、次々に質問の声が上がりました。総センに来てお茶を飲んだことがある、お母さんがここで仕事をしている、おばあちゃんが時々来ている等、総センの存在が子ども達の中で身近にあることを嬉しく思いました。
住吉中学校は、6/6(火)にグループ交流、6/7(水)に避難訓練を行い、約100名の子ども達と法人側からは利用者&スタッフで約30名が参加する一大交流会を実施。グループ交流では、高齢・障がいのメンバーさんが座るテーブルに子ども達が順次まわり、事前に考えた子ども達からの質問にメンバーさんが答えるという形でディスカッション。「今まで一番楽しかったことは?困っていることは?」等の問いかけにメンバーさんが必死で考え真剣に答える姿が印象的でした。避難訓練では、あいえる協会のメンバーさんも参加され、高齢・障がい当事者の方を子ども達が避難誘導するという実践を想定した内容を実施。さらに大阪教育大学の学生も参加し、防災を切り口にした相互理解、地域共生を学ぶ機会になったと思います。