pagetop

文字サイズ:小 中 大

『生活介護実践報告会』がおこなわれました

更新日:2022年1月21日

 さる、2021年12月10日(金)と17日(金)に、『生活介護実践報告会』がおこなわれました。

 ライフサポート協会にはたくさんの部署があり、それぞれが事業を展開しています。今回の実践報告会(注1)は、「生活介護」(注2)という事業形態の部署限定でおこなわれました。

  • 注1:実践報告会とは、日々、事業をおこなっている中での支援などをふりかえり、共に働く仲間たちと学習し共有していく取り組みです。
  • 注2:生活介護とは、介護を必要とする障がい者に対して、主に昼間に、入浴・食事・排泄などの介護をおこなうとともに、創作や生産活動などもおこなう施設のことです。

 12月10日(金)には、『オガリ作業所』、『大領地域の家であい るーぶ班』、『つみき』の3つの部署からそれぞれ報告がされました。
 『オガリ作業所』からは、メンバーさんの支援を通して、その方の所属されている班の特徴や、支援に際してスタッフがチームとなって取り組んできたことが発表されました。
 『大領地域の家であい るーぶ班』からは、人事異動によるスタッフとメンバーさんの別れをテーマに、そこで取り組まれてきたことが発表されました。
 『つみき』からは、不登校だったメンバーさんの様子について、じっくりと関わってきたことが発表されました。

 12月17日(金)には、『大領COCORO』、『総セン通所 さくら班』、『泉北 はぴな』の3つの部署からそれぞれ報告がされました。
 『大領COCORO』からは、メンバーさんの「おしごと」へのモチベーションなどについて、一緒に考えてきた取り組みが発表されました。
 『総セン通所 さくら班』からは、フロアの「構造化」(注3)と「個別支援」について、メンバーさんのご様子を交えながら、取り組んできたことが発表されました。
 『泉北 はぴな』からは、メンバーさんのある行動に着目して、スタッフが支援についてどのように共有して取り組まれてきたか、発表されました。

  • 注3:「構造化」とは、生活や学習のさまざまな場面で、その意味を理解し、自分に何が期待されているのかをわかりやすく伝えたり設定したりするための方法です。

 いずれの報告も、発表されたスタッフを中心に、その現場のスタッフや事例によっては、ご家族までが一緒になって取り組まれていることがよく伝わりました。「その人らしく」暮らしていくために、必要な支援をともに考えることのできた有意義な報告会でした。

実践報告会の様子①

実践報告会の様子②

実践報告会の様子③