更新日:2015年9月23日
グループホームであいへ入居されます最高齢の久榮さんと、8月20日和歌山県の片男波海水浴場へ行って来ました。幼き頃、浜寺水連学校へ行かれて、泳ぐのが大好きだった久榮さん、「海で泳ぎたいねん。泳げる。」とお話しされていて、海水浴はかねてからの希望でした。水着を着て、頭にはスイミング帽子を着用しビーチへ。
そうは言っても約50年以上振りの波打ち際は、さすがに怖かったと思います。水の冷たさにおっかなびっくりで、なかなか入る気になられず、周囲もあきらめムードになりました。しかし、職員の戯れる姿を見ているうちに「海入るわ〜」と言われて、横泳ぎに平泳ぎと、手も足もしっかり波をとらえ、96歳11か月の久榮さんは、念願の大海原で、「あんばいいいわ〜気持ちいい」と泳がれました。「人は、やってやれんことはない」久榮さんの言葉です。
久榮さんの抱き続けた想いが現実となり、そこには生きる姿・源を感じさせて頂く感動が溢れていました。
素晴らしい時間とこのような機会をくださった久榮さんとご家族さんに感謝いたします。