住吉総合福祉センター2階に開設された「きずな」ですが、エレベーターを降りてすぐ横の玄関は、まるでどこかの料亭の前に立ったかのよう…。 鉄筋コンクリートの建物の中に、突如、和の空間が出来上がりました。 |
「きずな」は履物を脱いで自宅のように素足で上がってもらいます。 下が下駄箱になっているベンチに腰を下ろして、靴を脱ぎ、手すりを使ってあがていただきます。車椅子の方は横のスロープを活用します。 また、もともとコンクリートの床でしたが、1.配管をするため、2.床下に空間を作ることで保温効果を実現、3.利用者が倒れても安全なクッション機能という目的で床を25センチ上げて、ぬくもりのある木製の床にしました。 |
板張りの食堂兼デイルームと一部畳を引いた和室がつながって、マンションのリビングのような落ち着きのある開放的な居間を実現しました。 |
宿泊室はすべて個室で、窓からたっぷり光が入るゆったり空間です。 | |
また、窓際の5番目の宿泊室は、普段はサンルームとして和室につながる癒しの空間として活用されています。 |
利用者も職員も一緒に調理ができ、話が弾むように台所は対面です。 |
浴室はユニットバスを2台設置しています。 明るく広い浴室で、職員とおしゃべりしながらゆったりと入浴を楽しんでいただきます。 |