じらふ
第7回PECS実践報告会を開催!!
更新日:2022年2月17日
さる、2022年1月28日(金)18:30〜20:30、住吉総合福祉センター2階大広間にて、「第7回 PECS実践報告会」がおこなわれました。ライフサポート協会の職員研修であり、オンライン参加も含め多くの職員が参加しました。また、助言者として中谷先生にもオンラインにてご参加いただきました。
この研修は「『メンバー支援をより良く!!』という想いで、まずは最初の第一歩を踏み出した職員」による日々の実践報告です。日常の支援現場において大切にされているコミュニケーションについて、さまざまな方法を考えられていると思いますが、PECSも重要な手法のひとつとなります。
- PECSとは:アメリカで考案された、絵カードを使用する代替・拡大コミュニケーションシステムのことです。自閉症の未就学児童に実践されたことから始まりましたが、現在では世界中で年齢などに関係なく、実践されているプログラムです。
今回の研修では、5つの部署からの実践報告がおこなわれました。
- つみき「普段の活動(調理実習)における実践報告」(報告者:久保さん、岩井さん)
- 大領であい るーぶ班「他部署やご家族と連携し、情報収集をおこなった実践報告」(報告者:竹村さん)
- じらふデイ「コミュニケーションが楽しくなってきた実践報告」(報告者:渡邊さん)
- 大領COCORO「身体的・医療的ケアが重要な環境での実践報告」(報告者:田中さん)
- 泉北はぴな「支援内容を共有し、質を向上させるための実践報告」(報告者:別所さん)
それぞれ、失敗談も含め魅力的な支援の現場が見られた、実のある報告がされました。
最後に、助言者の中谷先生から3つのアドバイスをいただきました。
- ①強化子アセスメントについて、常に新しい開拓が必要である。そのためにメンバーにどんどん情報を提供し、強化子を広げていくことが大切である。
- ②トレーニングスケジュールを見て、理解と表出を育むこと。
- ③実践者である支援員のスキルアセスメントをおこなうことも重要である。
今後、障がい児者支援にも、さらに活かしていけるよう取り組んでいりたいと思います