つみき

学びの場リモート交流会

更新日：2021年9月28日

　生活訓練つみきです。

　つみきは18歳以上の障がいを持つ方々が利用しており、福祉型専攻科・学びの場と呼ばれ、青春や恋愛、思い出作りなど今しかできないことを一生懸命に楽しむことをモットーに日々活動しています。

　８月の終わり、同じような志をもつ6つの事業所の学生さんがリモート上で集まって交流をする「学びの場リモート交流会」が開催されました。コロナ禍でなければ大きな会場の舞台で音楽や劇などの発表会をするのですが、去年から形式を変え、リモートで集まり交流をしています。

　去年は「リモートって何？」「映ってるの？」とハテナが飛び交う中で始まりましたが、今年は【ダンスでつながろう学びの場】と題し、各事業所が選んだ曲を流し、体を動かしました。

　つみきからは昨年度より練習している「どれみふぁアンパンマン」、ディズニーからモアナの曲「どこまでも」、ワンダイレクションの「Live While We’re Young」を選曲し、この日のために練習を重ねました。週１回あるダンスの時間を使い、曲のイメージを膨らませて動きを決め、学生さんとスタッフとで構成、小道具なども準備しました。

　衣装も作成、当日に向けて衣装合わせも行い、準備は万端です。

　なんと当日は不慣れなつみきスタッフに代わって、地域のボランティアの方、他部署のスタッフにも協力をいただき３台のカメラを使って撮影、壁に映し出した画面に他の事業所の学生さんが映っており、画面上ですが交流することができました。

　他の事業所の学生さんがリクエストした曲の中に知っている曲があると熱唱する学生さんもいたり、途中おにごっこが始まったり…。カメラに向かってしっかりと練習の成果を見せておられた姿には当日写真係だった筆者はじーんと染みるものがありました。

　イベントが大々的にできない世の中ではありますが、きっと思い出に残る出来事になったのではないかと思います。