新年明けましておめでとうございます。
旧年中の皆様方からのご厚情に感謝いたしますとともに 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

更新日：2015年1月1日

　昨年は年末に衆議院選挙もあり、中でも雇用の数の増加やその質をめぐって与野党で論戦もありました。（この件に関しては「夢を抱いて」コラム参照ください）。本年は生活困窮者支援法も施行されますが、今後とも継続した対策が求められるところです。

　ライフサポート協会におきましても昨年度の「住吉区孤立死ゼロに向けた地域力向上事業」に基づくコミュニティー・ソーシャルワーカー配置で、これまで以上に地域との連携をすすめ支援の輪を広げていくことができました。そして、本年度は「地域見守り事業」を中心とした地域支援システムの再構築の本格実施が予定されています。

　また、障がい者支援事業の制度でも、新規事業として「自立訓練（生活訓練）つみき」を開設しました。利用者さんのもつ障がいに対する支援もさることながら、障がいゆえに家族以外との関係を築くことが苦手で引きこもった状態になられた方や、生きづらさを抱えた方々への社会参加支援を地道に開始しております。

　いずれの事業も「生きづらさ」や「社会的孤立」に対しての支援事業になります。ご本人への専門的支援と、地域住民やかかわりのできた人々とともに支援のネットワークを作ることで、ご本人が孤立から一歩踏み出し、社会との新たな関係を築いていけるための息の長い支援が今後求められます。

　ライフサポート協会では介護保険・障がい者支援のさまざまな事業をおこなっております。高齢者・障がいのある方への介護や支援を行なうと同時に、地域や関係機関のみなさまとともに、どんな人でも住み続けられ、排除されない、豊かな地域づくりをめざして2015年も職員一同ともに取り組みをすすめてまいります。本年もよろしくお願い申し上げます。

前期優秀職員表彰を受けた職員と
藤本理事長（前列右から2人目）