更新日:2016年11月30日
第9回「老いと向き合う講演会」を11月19日(土)に開催いたしました。福井県高浜町から井階先生と赤ふん坊やくんをお招きしてご講演をいただきました。講師は健康のまちづくりのため、住民・行政機関などと協働し、日夜活動されておられます。
「個人の健康とまちの健康」と題して、住みなれた町で住み続けるための「健康」をテーマとしていました。歳を重ねるごとに健康状態は変化していくことかと思いますが、講演会では、健康は自身の問題だけでなく、周囲の人にまで伝播するというお話や周囲の人とのつながりや連帯感が個人やまちの健康につながっているというお話をされました。
私個人的としては、自分の住む町で周囲にどのような方がお住みになっているか気にかけることがなかったのですが、講師からはそんな自分自身に投げかけるような質問もあり、「ハッ」とする場面もありました。
「まちの健康」という言葉、耳慣れずイメージしにくいものなのですが、参加していただいた皆様にとって、周囲の人とのつながりを改めて意識し、考える良い機会となったことと願っております。
(住吉区北地域包括支援センター泉井)