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住吉区北地域包括支援センター

老いと向き合う講演会

更新日:2018年12月17日

 10月26日(土)老いと向き合う講演会「今を生きるコツ!よりよく生きるために」を開催しました。宝塚病院のホスピスで、チャプレン兼カウンセラーとして働く沼野尚美さんを講師にお招きしました。専門職も含めて、総勢80名を超える参加者がありました。
「自分の残りの命があと何日残されているかわかりますか?」

  平均寿命といった指標はありますが、多くの人にとって、命とはいつ尽きるかわからないものです。ある日突然、その限りがある、ある意味でのゴールがあることを知らされると、人はみんな無性に生きたくなるのだそうです。

 講師が働くホスピスという病棟は、末期ガン患者等の死期が近い人が残りの生を全うする施設です。そこで患者の多くがこれまでの人生を振り返り、後悔し、残りの生に向き合い、必死に生きておられます。

 講演では、講師が多くの患者と向き合った経験から、人生を豊かにするためのヒントを教えていただきました。参加者からのお声を少しご紹介させていただきます。

  • 「何度も涙があふれました。息子との絆を修復したいと思いました」
  • 「これからは今あるつながりに感謝して生きていきたい」
  • 「大変感動!! あっという間に2時間が過ぎました」
  • 「最後の時をどのように迎えようか、今から考えていきます」
  • 「これから一人で居られるようにも、人とも居られるようにも練習をします」

 参加された多くの方にとって、自分のこれまでの経験や周囲との関係に想いを巡らせて、今、これからよりよく生きるために、じっくり考えるひとときとなったことと思います。

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