住吉北包括支援センター
更新日:2020年10月21日
9月5日(土)に、「大切な人に寄り添う〜看取り後をどう生きていくか〜」を住吉総合福祉センター大広間にて開催しました。参加者は、事前の申込段階で定員の40名に達して、満席での開催となりました。講師は、同じ住吉区内にある「願生寺」住職であり、「訪問看護ステーションさっとさんが願生寺」のチャプレンでもある大河内大博氏にお願いしました。
感染症の影響により、当初開催そのものが危ぶまれましたが、入場制限を含め、手指消毒、会場内の消毒、会場の換気、申込者名簿の管理等の感染症対策を施して開催しました。ご参加いただいたみなさんのご協力により、無事に終えることができました。
当日は講師からは、講師自身のご両親を看取ったお話しも含め仏教の教えだけでなく、さまざまな観点から「死生観」についてお話を頂いたと思っています。
「悲しみは生きていく限り一生なくなることはなく、その悲しみを胸に秘めて生きる」「時間とともに折り合いをつけていくもの」「毎日喧嘩ばかりしていた夫婦でも、パートナーが亡くなると、喧嘩相手が突然いなくなったことについて怒り、時間とともに悲しみになっていく。」などお話を頂きました。参加者も身近な存在に思いを馳せて、涙を流される方もありました。